肝硬変の原因と症状

肝硬変の原因と症状

肝硬変とは、種々の原因によって肝細胞の壊死と再生を繰り返して、肝臓が小さく、硬くなり、肝機能が低下してしまう病気のことです。

肝硬変になる大きな原因には、多岐にわたることが知られており、日本では、ウィルス性による、C型・B型肝炎がもっとも多く、その他に、アルコール性、感染症、自己免疫性、薬剤、毒物性などがあります。

症状の現れ方は、肝機能障害が進行し能力が低下してくると、倦怠感、疲労感、吐き気、嘔吐、腹痛、尿の色が濃くなるなど、全身に症状が表れ、さらに、重症になると、吐血や黄疸などの症状が出てきます。
また、初期状態では、自覚症状が無いことが多いので、定期的な検診が必要です。

肝硬変の検査としては、通常、画像検査、血液生化学的検査、血液学的検査からの情報を判断して診断します。
また、腹腔鏡検査や、顕微鏡検査などの検査もあります。

肝硬変の治療方法は、まずは、生活指導です。
バランスの良い食事と、禁酒、過労を避け規則正しい生活をするようにします。
病状が悪化してしまうと、入院管理が必要となります。
また、平成16年に肝移植対象疾患の保険適応が拡大され、肝移植適応になる末期肝不全の方の肝移植が増加しています。
その他、薬剤の多剤服用や静脈注射を併用する薬物療法。
C型肝炎などのウィルス性肝硬変では、抗ウィルス療法があります。

2011年12月26日|